大修館書店、全13巻! 親字5万字・熟語50万語を収録する「大漢和辞典」デジタル版を11月に発売

株式会社大修館書店は、9月7日、親字5万字・熟語50万語を収録する東洋文化の一大宝庫「大漢和辞典」のデジタル版を発売すると発表した。通常価格は130,000円(税抜)。発売記念特価として2019年3月末までは100,000円(税抜)で販売される。発売予定日は11月28日(水)で、9月10日(月)より予約受付を開始。
「大漢和辞典」は、大修館書店の創業者である鈴木一平氏が発案し、古今の辞書・文献を渉猟して親字5万字/熟語50万語を収録した漢和辞典だ。修訂や補巻を重ねて、現在では全15巻が刊行。大学や研究機関での研究はもちろん、寺社での戒名選定や祝詞作成など、様々な場で活用されるとともに、日本の文字コードの策定にあたっても、文字を同定するための参考図書として大きな影響を与えた、日本を代表する大辞典である。

この膨大な収録集を誇る「大漢和辞典」の、索引2巻を除く13巻分をUSBメモリ1本に収めたのが同商品だ。ページ数にして1万ページを優に超える情報を、PC上で簡単に検索することでき、漢字/大漢和番号/ユニコードでの直接検索や、部首/総画/音訓/部品の複合検索。デジタル版用として独自に開発された「部品検索」などで欲しい情報をすばやく検索可能。籍版の約4倍まで拡大することができ、ルーペ機能を使えば字体・字形の細かな違いまで確認することができる。

また、複数ページを並べて見比べられる「マルチウィンドウ」や、調べたページにメモを付けて登録できる「付箋」機能など、デジタルならではの使い勝手にもこだわった作りとなっている。
株式会社大修館書店
URL:https://www.taishukan.co.jp/
2018/09/07
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