“手遊びから生まれるカタチ”が絵として表現されている椎木彩子氏の個展「 と、花」

椎木彩子個展「 と、花」

2018年9月8日(土)から9月23日(日)まで、nostos booksにて、画家・イラストレーターの椎木彩子氏による個展「 と、花」が開催されている。一見すると誤りのように見える不思議な展覧会タイトルの空白は間違いでなはく、「〇〇と、花」というテーマを示したもの。「カタチと、花」「猫と、花」「花器 と、花」などのさまざまな作品が展示される。
1983年東京生まれの椎木彩子氏は、イラストレーターとして音楽CDや広告、書籍、建造物の壁画、舞台美術など、さまざまな分野に作品を提供。2017年にはHBギャラリーファイルコンペティションで、2017鈴木成一大賞を受賞した。その一方で、2012年からは画家としての活動も開始。これまでに東京、大阪、名古屋、台湾などで個展を開催しており、近年では特に自然をテーマにした作品を多く発表している。
本展では、「〇〇と、花」をテーマとした新作を発表。たとえば「本と、花」という作品は、「ソール・ライターのすべて」に収録されていた言葉と写真から着想し、色や影レイヤーの重なりが描かれた。単に筆を用いるだけでなく、コラージュのように異素材を組み合わせたり、布に描いたりと、手遊びから生まれる“カタチ”が絵として表現されている。水曜定休で、時間は12:00〜19:00。会場では、作品から派生したグッズも販売されている。

「本と、花」

「カタチと、花」

■期間:
2018年9月8日(土)~9月23日(日)

■開催場所:
nostos books
東京都世田谷区世田谷4-2-12

■問い合わせ先:
nostos books
tel. 03-5799-7982
url. https://nostos.jp/
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