Simeji、スマホ音声認識精度テストで90%が修正不要で実用できるという結果に

バイドゥ株式会社は9月10日、「機械学習を用いた音声認識技術」について精度を検証した結果を発表した。調査は株式会社マクロミルが行い、調査対象スマホ向け日本語入力3サービスのうちSimejiが最も精度が高いことが判明。特に、「若者言葉」「留守番電話のメッセージ」の入力精度が高い傾向にあったという。
本調査は、マクロミルモニタ15~59歳の男女163名を対象に、2018年6月23日から24日にかけて行われた。Simeji音声入力機能、A社提供音声入力サービス、B社提供音声入力サービス、それぞれの入力精度について検証。参加者は、「メールの文章」「ニュースに対するコメント」「会議中の会話」などにカテゴリー分けされたテキストを読み上げて、その結果を「1、修正は不要」「2、間違いもあるが、修正せず人に送っても差し支えない」「3、全体に修正が必要」に分けて評価した。
Simejiは76%は「修正不要」、14%は「修正せず人に送れる」と評価された。2番目に精度が高いB社は71%は「修正不要」、15%は「修正せずに人に送れる」という結果に。A社は57%「修正不要」、18%は「修正せずに人に送れる」と評価されたが、26%は修正が必要だった。
Simejiは、2017年6月より音声入力機能を提供開始しており、「改行」「送信」といったボイスコマンド機能も搭載。「ちょっと今から勉強ガチる。」「駅ついたけど、今どこなう?」など独特な言葉遣いがされた「若者言葉」でも49.3%が修正不要と、3社のうちトップであった。
バイドゥ株式会社
URL:https://www.baidu.jp/
2018/09/10
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