Apple、新型iPhone 3モデルを発表。ハイエンドは「XS/ XS Max」の2モデル

iPhone XS/iPhone XS Max

Appleは、9月12日午前10時(日本時間9月13日午前2時)から開催された新製品発表イベント「Apple Special Event」において、iPhoneシリーズの最新モデル「iPhone XS/ XS Max/XR」を発表した。
ハイエンドモデルとなる「iPhone XS/ XS Max」は5.8インチディスプレイのXSと6.5インチディスプレイのXS Maxの2モデル。6.5インチはこれまでのiPhone史上最大サイズとなっている。

ディスプレイには高精細な表現ができるOLEDを採用し、美しい色表現などが楽しめる。

ステンレスのボディカラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色。IP68の防水・防塵機能を有する。これは水深2mに30分浸けていても大丈夫なレベルだ。また、ワイヤレス充電に対応する。

シルバー、スペースグレイ、ゴールド

iPhoneのロックを解除するのは登録したユーザーの顔となるフェイスID。フロントカメラのTrueDepthカメラシステムは3万以上のドット投射や赤外線により強力に認識。さらに、Secure Enclave、Neural Engineにより、顔を認識して瞬時にiPhoneにログインでき、連携したアプリなどもログインできる。

フロントカメラ

iPhoneの頭脳とも言えるチップはA12 Bionicを搭載。次世代のNeural Engineにより、最大15%高速になり、消費電力は50%少なくなる(A11 Bionicとの比較)。

A12 Bionic

メインとなる背面カメラにはデュアルカメラを採用。スマートHDRでは、高速なセンサーや強化されたISP、高度なアルゴリズム複合により、写真の明部と暗部がより精細なディテールで表現される。

また、被写界深度のコントロールに長け、精巧なボケが可能。撮影後に被写界深度を調整することもできる。

動画撮影に関しても、4K動画は暗い場所でも優れた描写を可能にし、ステレオ録音、再生もできる。

カメラのスペックは、メインカメラがf/1.8広角レンズ、f/2.4望遠レンズ、デュアルOIS光学式手ぶれ補正、深度コントロール可能なポートレートモード、4Kビデオ最大60fps。フロントカメラがf/2.2広角レンズ、ビデオ手ぶれ補正、1080pHDビデオ撮影(最大60fps)、ポートレートモードでのセルフィー、アニ文字、ミー文字に対応となっている。

ポートレートモードイメージ

そのほか、発表会ではARゲームへの対応やGPU高速化、バッテリー強化、カメラによるリアルタイムトレッキングなどがアピールされていた。

ARゲームを複数人数で同時プレイしてアピール

価格は、iPhone XSが11万2,800円~(税別)、iPhone XS Maxが12万4,800円~(税別)。

予約受付は9月14日から、発売日は9月21日。
iPhone XS/XS Max
URL:https://www.apple.com/jp/iphone/
2018/09/13
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