共感できる美しい油絵の風景画が紹介される亀山裕昭氏の個展「-recollections- 光景」

「roll bale」サイズ:20号M、油彩・パネルに綿布

2018年9月19日(水)から9月25日(火)まで、西武池袋 本店6Fのアート・ギャラリーにて、「亀山裕昭展 -recollections- 光景」が開催される。会場となる店舗の営業時間は10:00〜21:00(日祝休は20:00まで / 最終日は16:00閉場)。時間や音、温度や湿度など、鑑賞者が自分の“記憶”と重ね合わせながら、風景画の作品世界に共感して楽しめる。
1979年に宮城県石巻市で生まれた亀山裕昭氏は、2002年に岩手大学教育学部特設美術科を卒業し、2004年に広島市立大学大学院博士前期課程を修了。広島市立大学では、野田弘志氏と大矢英雄氏に師事して徹底した写実を学んだ。東日本大震災までは、生まれ育った海沿いの風景などを中心に描いていたが、喪失感を克服した今は「自分が描いたものを後世に残したい」という願いを抱いている。
本展で紹介されるのは、長野県の東御市(旧・北御牧村)の隣の蓼科町から見た浅間山嶺の景色を描いた「roll bale」、山梨県の忍野八海から見た富士山を独自の美意識で描いた「忍野」、石巻の港の震災前の風景が描かれた「海郷」など。本展の開催にあたり、亀山氏は「五感すべてで感じ取った風景を共感してもらえたら嬉しい」と語っている。会場ではインダストリアル家具のコーナー展示も予定。

「忍野」サイズ:8号P、油彩・パネルに綿布

「海郷」サイズ:22×54.6cm、油彩・パネルに綿布

■期間:
2018年9月19日(水)~9月25日(火)

■開催場所:
西武池袋 本店6F アート・ギャラリー
東京都豊島区南池袋1-28-1

■問い合わせ先:
西武池袋本店
tel. 03-3981-0111
url. https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
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