Yahoo! 広告満載のページに飛ばしたりする「アドフラウド」対策に広告配信を一部停止

ヤフープロモーション広告

ヤフー株式会社は20日、不正に広告費をだまし取ろうとする手法「アドフラウド」対策を強化するため、9月21日に広告配信の一部を一時的に停止すると発表した。
「アドフラウド」とは、Webサイトを訪れた人を広告だらけのサイトに強制的に遷移させたり、広告を人の目には見えない状態にして表示して広告を見た回数を勝手にカウントしたり、ボットなどを使用し無効なインプレッションやクリックを行ったりする不正な広告手法のこと。

成約件数や広告効果などを不正に水増しする悪質な方法で広告詐欺とも呼ばれる。最近はその手法は多様化し、余計な広告を見せられるユーザー、そしてネット広告配信を行うヤフーなどの企業にとって大きな問題となっている。

これに対応するため、ヤフーではYahoo! JAPANとYahoo!ニュースなどですでに直接契約があり、安全性が確認できているサイトを除き、広告配信の一部を一時的に停止する。今後、一時停止したサイトについては、基準を厳格化した上で、あらためて安全性の確認を行い、順次配信を再開していくとしている。
発表資料
URL:https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/09/20m/
2018/09/21
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