ミマキエンジニアリングが「UCJV300」シリーズに搭載できるUV硬化クリアインクを発売

クリアインクを用いたサンプル(透明フィルムへのクリアプリント)

株式会社ミマキエンジニアリングは、「UCJV300 Series」に搭載できるUV硬化インク「LUS-170クリア」を、2018年10月から販売する。1000mlボトルで、インクセットはC / M / Y / K / Cl / Cl / W / W。Clのみでの単層プリントのほか、CMYKと組み合わせた2層プリントや、W+CMYK+Clの3層プリント(後日対応予定)も行える。価格は2万2800円(税抜)。
「UCJV300 Series」は、UV硬化インクを搭載し、1台でプリントとカットを行える大判インクジェットプリンタだ。これまで同社がフラットベッドUVプリンタのクリアインクプリントで培った「Mimaki Clear Control」技術を、Roll to Roll機としては初めて搭載した。クリアインクの吐出とUV光の照射を一度に行い、埃の付着や気泡の発生を抑えた美しいクリアプリントを実現でき、グロス仕上げとマット仕上げの2種のプリントモードを用途に応じて選べる。
「LUS-170クリアインク」は、繊細なテクスチャ表現や、みずみずしい食品のシズル感の演出など、さまざまな高付加価値プリントに活用が可能。カラーの上にクリアのテクスチャをプリントして触ってみたくなるようなデザインを作ったり、透明フィルムにマット調プリントをして光の乱反射の効果による“すりガラス”のような表現を展開したりもできる。

クリアインクを用いたサンプル(アイキャッチ効果も得られるグロス調プリント)

クリアインクを用いたサンプル(テクスチャ表現)

株式会社ミマキエンジニアリング
URL:http://japan.mimaki.com/
2018/09/26
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