パナソニック、フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」開発。世界初4K60p動画記録機能搭載

「LUMIX S」シリーズ

パナソニック株式会社は、同社初となる35 mmフルサイズイメージセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1R」「LUMIX S1」の2モデルを開発したと発表した。製品化、販売は2019年春を目処としている。
フルサイズのミラーレスカメラは、ソニーの「α7シリーズ」が大きく先行している状態の市場。今年の8月からは、ニコンが「Z 7」「Z 6」、キヤノンが「EOS R」を発表し、一気にカメラ業界の雄が参戦してきた。

そしてパナソニックは世界で初めて4K60p動画記録機能や手ブレ補正システム「Dual I.S.」を搭載した「LUMIX S」シリーズでフルサイズのミラーレスカメラ市場に参入する。

「LUMIX S」シリーズのテーマは「表現力の覚醒」で、写真・動画両面での表現力を徹底的に追求したミラーレス一眼カメラを開発したという。その性能は操作性や堅牢性に加え、100年間の家電事業、10年間のミラーレス開発で蓄積してきた画像処理や信号処理などのデジタル技術と、光学技術や熱処理技術といった、すり合わせ技術などの総合力を結集したものになる。

なお、「LUMIX S」シリーズの開発品は、9月26日~29日にドイツで開催される展示会「フォトキナ2018」に参考出展される。
発表資料
URL:https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/09/jn180926-1/jn180926-1.html
2018/09/26
MdN DIのトップぺージ