“人間性を否定”するツイートに対しTwitterが取り締まりを検討、ユーザーもアンケートに参加可能

Twitterは、「ポリシー作成における新たな変更」を発表し、人間性を否定するツイートに対し、Twitter上のルール違反に含めるかどうかを検討していると明らかにした。
同社ではこれまで、暴言や脅迫、差別的言動に対してルール違反としてきた。さらに、人間性を否定し人間以下に扱う会話は、暴力を正常化することを含め、Twitterのサービス外に悪影響を与える可能性があると判断している。

「人間性を否定するツイート」がルール上では違反ではなくても、ユーザーが嫌がらせだと感じることが多く、ルールと実際のギャップが生まれていることを問題視。Twitterのポリシーとして、「人間性の否定」を暴言や脅迫、差別的言動に加えることを検討しているという。

なお、同社が「人間性の否定」とするツイートの定義は、他人を人間以下に扱う言葉や人間の本質を否定すること(動物的人間性の否定)、機械的人間性の否定などとしている。例として、集団を動物やウイルスに例えたり(動物的)、集団を性別で分類したり(機械的)する場合があげられる。

人間性を否定するツイートに対する対処については、ユーザーもアンケートを通じて意見できる。アンケートの締切は10月9日火曜日、午前6時(米国時間)となっている。
発表資料
URL:https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/company/2018/Creating-new-policies-together.html
2018/09/27
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