オフィスの天井に青空や夕焼けを表現、三菱電機が「青空を模擬するライティング技術」開発

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三菱電機株式会社は、新開発の照明構造により、室内で奥行き感のある青空と自然光を表現する「青空を模擬するライティング技術」を開発したと発表した。
本技術は、パネルの端面に配置したLEDの光をパネル内部で導光させる方式「エッジライト方式」の薄型青空パネルと、フレームを組み合わせた厚さ100mm以下の独自の照明構造によって実現したもの。

LEDを光源とし、筐体内の光散乱体で拡散された光が青空パネルを通ることで、奥行きのある青空と自然光を表現できる。

また、色の異なるLED光源の発光量を自動設定で時間的に変化させる制御により、昼間の青空だけでなく朝焼けや夕焼けなどの時の移ろいを感じさせる色変化も可能となっている。

本技術は、今後、窓のない部屋や地下などの閉鎖的な室内空間への適用を検討し、オフィスや公共施設などの快適性の向上に貢献するとしている。
発表資料
URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2018/0927.html
2018/09/28
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