Mozilla、メアドの情報流出の有無をチェックできる無料サービス「Firefox Monitor」リリース

「Firefox Monitor」

Mozillaは25日(米国時間)、メールアドレスなどを登録したWebサービスから自分のパスワードやユーザーIDなどの個人情報が流出していないかどうかをチェックできるサービス「Firefox Monitor」を正式リリースした。サービスは無料で利用できる。
Webサービスが便利になる一方、多様なサービスに登録すると、それだけユーザーの個人情報の漏洩のリスクは高まる。ユーザーがパスワードなどを各サービスで変更していても、一つのサイトから情報が流出すれば、リスト型アカウントハッキングなどにより、アカウント乗っ取りや個人情報詐取の可能性は高まってしまう。

「Firefox Monitor」はその危険性、そして流出したパスワードなどについて確認できるサービス。流出を確認したいユーザーは、シンプルなトップページのメールアドレス入力欄にメールアドレスを入力して「Scan」を押すだけでチェックできる。

なお、筆者が使用しているメールアドレスの一つでチェックした所、2013年10月4日Adobeからの情報流出により、Eメールアドレスやパスワードのヒント、パスワード、ユーザーネームなどが流出した可能性が示唆された。

過去の流出の経歴が表示される

こういった場合、即座にパスワードを変更することが推奨される。また、「Firefox Monitor」に登録することで、新たなデータ侵害についての通知やレポートを受け取ることができるようになる。
「Firefox Monitor」
URL:https://monitor.firefox.com/
2018/09/28
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