絶滅危惧種のアホウドリの写真展「アホウドリ復活への挑戦〜小笠原で行われたこと〜」

2018年10月2日（火）から10月29日（月）まで、キヤノンSタワー 2Fのオープンギャラリー1にて、南俊夫氏の写真展「アホウドリ復活への挑戦〜小笠原で行われたこと〜」が開催される。入場無料、日祝休館で、開館時間は10:00〜17:30。展示作品は、キヤノンの大判プリンタ「imagePROGRAF」でプリントされている。

アホウドリは、環境省が2018年5月に発行したレッドリストで、絶滅危惧種II種に指定されている。その特別天然記念物を存続させるため、2008年から小笠原諸島の聟島で「小笠原へのアホウドリ再導入プロジェクト」に取り組んでいるのが、公益財団法人山階鳥類研究所。火山島である伊豆諸島の鳥からヒナを移送して人手で育て、安全な繁殖地を形成する試みを展開している。2016年には、聟島から巣立ったアホウドリが舞い戻って、そのヒナが誕生した。

本展では、このプロジェクトの軌跡を南俊夫氏による約30点の写真で紹介。撮影に際しては、アホウドリを驚かせないように300mほど離れた場所から、キヤノンの超望遠レンズとデジタルカメラが2013年から活用されている。会期中の10月6日（土）の13:30〜15:00には、キヤノンSタワー 3FのキヤノンホールSで、事前予約不要 / 定員200名（先着順）の無料トークイベントも実施。

■期間：
2018年10月2日（火）～10月29日（月）

■開催場所：
キヤノンSタワー 2F オープンギャラリー1
東京都港区港南2-16-6

■問い合わせ先：
キヤノンギャラリー
url. https://canon.jp/gallery