電子技販、光る回路を搭載した東京路線図デザインiPhoneケースのXS Max版とXR版を発売

「FLASH iPhone XS Maxケース」(黒)

株式会社電子技販は、“東京回路線図”デザインを採用した「FLASH iPhone XS Maxケース」と「FLASH iPhone XRケース」を発売した。“東京回路線図”とは、東京路線図と回路図を組み合わせた造語。「FLASH」はLEDが光る回路を搭載しており、iPhone自身が発する電波を電力に変換することにより特別な電池なしで光る。価格は各1万5120円(2018年10月4日時点での税込価格)。
株式会社電子技販は、基板設計製造業をメインとし、さまざまな社会インフラ設備や産業機械の基板を製造している。2014年から基板雑貨事業に参入し、緻密なデザインでサプライズ感のある商品を展開。「FLASH」iPhoneケースは、その独特の切り口のデザインや発光の仕組みで、多くのユーザーからの人気を獲得している製品だ。基板のプロフェッショナルが“本気で作った”プロダクトで、プリント基板用CADでマウスで1つずつ線を引きながらデザインし、本物の基板に電子部品を実装(はんだ付け)している。
今回の“東京回路線図”デザインのモデルは、東京駅に該当する部分に配置された2mmの赤色LEDが発光。通常時は光らず、強い電波を発したときに光り、iPhoneの電波を用いるためランダムで光る。本体カラーバリエーションは、緑、黒、白、ピンクの各4色がラインナップされている。「iPhone XS Max」用ケースでは西が藤沢駅 / 東が成田空港駅、「iPhone XR」用ケースでは西が大船駅 / 東が成田空港駅までを網羅。主要駅には2mmの抵抗器、乗降客が多い駅には1.6mmの抵抗器、そのほかの乗り換え駅には1mmの電子部品が配置され、鉄道駅の名称は「TKY」(東京)のように白シルク3文字で表現されている。
なお、同社では「FLASH iPhone XS Maxケース」や「FLASH iPhone XRケース」のラインナップとして、今後もさまざまなデザインのモデルを順次販売予定。クラウドファンディングの「Makuake」上では熊本城デザインのモデルのプロジェクトが展開されており、10月11日(木)にはEVA初号機モデルとEVA NERVモデルが発売されることをはじめ、計11デザインが続々と登場する。

基板用CADは“デザインソフト”ではないため、マウスで1つずつ線を引いて緻密にデザインが行なわれている

株式会社電子技販
価格:各1万5120円(2018年10月4日時点での価格)
URL:http://www.denshi-gihan.co.jp/moeco
2018/10/04
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