スマホサイト→PCサイトへの自動変換を可能にする「GENECODE MOBILE FIRST」が登場

PCサイトをスマホサイトに変換する「GENECODE(ジーンコード)」を提供する株式会社シンメトリックが、新たなジーンコードシリーズ製品「GENECODE MOBILE FIRST(以下、ジーンコードMF)」を発表した。今度はスマホサイトをPCサイトへと自動変換するサービスで、コストのかかるPCサイトの制作を不要にし、メンテナンスの手間を削減することでスマホビジネスの加速を促進する。
スマートフォンが、Webサイトのアクセスシェアの5割以上(サイト種別によっては8割以上)を占めるようになってきたが、制作・運用の現場では、未だPCサイトをベースとした高コストな制作手法が主流であり、ページ更新時にも2種類以上のデバイスを考慮した高コスト構造を脱却できていない企業が多い。

需要がゼロではない以上、企業として「PCサイトを完全になくす」という判断は難しいが、本来、重要なのはPCサイトではなくスマホサイト。そして、シンプルなスマホサイトならばベースは低コストであるはず。そんな考え方をもとに開発されたのが、この「ジーンコードMF」である。

導入方法は、新規スマホサイト制作時にたった1行追加するだけのライブラリ提供方式。スマホの長いコンテンツを「ジーンコードMF」が自動的にPCサイトに合わせて展開し、現場にはスマホサイトのみに注力したモバイルファーストな制作環境を提供する。

スマホからPCサイトに自動変換するイメージ

スマホビジネスの加速とコスト適正化のメリットを両立する製品として、2018年12月より正式な販売開始を予定しており、料金は1サイト100万円程度(初期費用のみ)。※詳細は未定

同製品は、10月17日(水)~19日(金)に東京ビッグサイトで開催される「日経xTECH EXPO(小間番号:2116)」でも初展示およびデモンストレーションの実施が予定されている。
株式会社シンメトリック
URL:https://www.symmetric.co.jp/
2018/10/15
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