“未来の文化都市”を目指す松戸市の先端科学を用いた国際フェスティバル「科学と芸術の丘 2018」
2018年10月20日（土）と10月21日（日）の2日間にわたり、松戸駅周辺の文化施設を舞台とした「科学と芸術の丘 2018」が開催される。千葉県松戸市では、文化を軸とした都市ブランドづくりやクリエイターおよびアーティストが活躍できる街づくりを掲げて各種の取り組みを展開しており、本イベントもその一環での開催。「自然、地球、宇宙」をテーマとし、先端科学を用いた国際フェスティバルとして展開される。
今回が初開催となる「科学と芸術の丘」は、“未来の文化都市”を目指す松戸市によるアートを中心とした街づくりの取り組みの1つだ。世界的なクリエイティブ機関の「アルス・エレクトロニカ」や、ノーベル賞の受賞歴もある東京大学宇宙線研究所の宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」などの先端科学を駆使したアートを特別披露。国の重要文化材である「戸定邸」を中心に松戸市内で展開され、各種のカンファレンスやワークショップなども展開される。
無料イベントとして開催されるが、戸定邸のみ入館料（一般250円 / 高校・大学生100円）が必要。開催時間は各日10:00〜17:00で、一部展示やトークによって時間が異なり、戸定邸への入館は9:30〜16:30、丘のマルシェ営業は10:00〜16:00となる。
時間についてのイメージと、時間の使い方のアイデアを視覚化した参加型作品の「Flower of Time」。回転速度が異なる時計の針が床の上に置かれており、来場者が時計の針の周りに“時間についてのアイデア”を自由に書き込んだ花びらを並べることで完成する
展示場所：戸定邸（戸定が丘歴史公園内）/ アーティスト：Ars Electronica Futurelab
宇宙を漂う人工物の軌道を表す映像と音響のインスタレーション「Orbits」。人工衛星や宇宙ゴミの軌跡がシミュレーションされている
展示場所：松雲亭（戸定が丘歴史公園内）/ アーティスト：Quadrature
虫の足音を拡張し、指向性スピーカーでダイレクトに人の聴覚に届かせる「Bug’s Beat」。虫が歩くたびに、振動スピーカーで観賞用の椅子が振動し、体感としても音を感じさせる
展示場所：戸定邸（戸定が丘歴史公園内）/ ARTIST：滝戸ドリタ＋佐々木有美
(c)東京大学宇宙線研究所
12年ぶりに開かれたスーパーカミオカンデの最新映像と光電子増倍管の特別展示。スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市神岡町の神谷鉱山の地下1000mにある純水5万トンを満たした円筒形タンクで、内面に直径50cmの光電子倍増管が1万1100本ほど取り付けられている
展示場所：戸定邸（戸定が丘歴史公園内）/ ARTIST：東京大学宇宙線研究所
■期間：
2018年10月20日（土）～10月21日（日）
■開催場所：
松戸駅周辺の文化施設
戸定邸、戸定が丘歴史公園、松雲亭、千葉大学園芸学部、松戸観光案内所 2F、松戸フューチャーセンター（文化ホール）など
■問い合わせ先：
松戸市
url. http://science-art-matsudo.net/
2018年10月20日（土）～10月21日（日）
■開催場所：
松戸駅周辺の文化施設
戸定邸、戸定が丘歴史公園、松雲亭、千葉大学園芸学部、松戸観光案内所 2F、松戸フューチャーセンター（文化ホール）など
■問い合わせ先：
松戸市
url. http://science-art-matsudo.net/