登山アプリYAMAP、登山中のトラブルに対処して遭難を防止するための新機能搭載

株式会社ヤマップは10月24日、登山アウトドア向けアプリ・Webサービス「YAMAP」にて、オフライン環境でも利用可能な「緊急時のフローチャート」機能の搭載を発表した。山岳遭難事故が多発している現状を受けて、遭難を防止することが狙い。同社によると、国内で最も利用者数が多い登山アプリだという。
YAMAPは、電波の届かない山中でも利用できるスマホアプリ。オフライン環境でも、スマホのGPSで自分の位置を確認したり、登山の記録を残したりすることができる。登山地図は、全国の有名な山だけでなく、地方の里山などもカバーしている。
新機能として、オフライン環境でも確認可能な「緊急時のフローチャート」機能を新設。登山中に道に迷った場合や転倒・滑落した場合でも正しい判断と行動ができるようサポートすることが狙い。フローチャートは、2種類用意されており、「道に迷ったときの対処の流れ」と「事故発生時の対処の流れ」から選んで情報を確認することができる。救助要請の発信が可能な「110番通報」ボタンも搭載。なお、本機能は、iOSとAndroidどちらにも対応している。
株式会社ヤマップ
URL:https://yamap.co.jp/
2018/10/24
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