“魅惑のバブル絶頂味”ってどんな味? AIで時代のムードを味として再現したチョコレートが登場

「あの頃は CHOCOLATE」(単品)

日本電気株式会社(NEC)と、チョコレート専門店のダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社は、「あの頃は CHOCOLATE」を開発。2018年10月25日(木)から、ダンデライオン・チョコレートのオンラインストアで予約受付を開始した。AIによる味覚予測シリーズの第2弾。社会を反映する新聞記事から、その時代のムードがチョコレートの味わいで再現されている。
NECは、2017年に、名作文学の読後感をAIで分析してコーヒーの味わいで再現したブレンドコーヒー「飲める文庫」を発表した。今回の「あの頃は CHOCOLATE」は、それに続くAIによる味覚予測シリーズの企画だ。過去約60年の新聞記事のうち、印象的な出来事があった5つの年をピックアップ。各1年分の新聞記事をAIで分析して、結果を表した7つの味覚指標をもとに各時代のムードをチョコレートで再現している。
味の展開は、「1969 人類初の月面着陸味」「1974 オイルショックの混迷味」「1987 魅惑のバブル絶頂味」「1991 絶望のバブル崩壊味」「2017 イノベーションの夜明け味」の5種類。商品の引き渡し期間は、2018年12月21日(金)〜2019年2月14日(木)となる。価格は単品が各1620円、5種のアソートボックスが3240円で、在庫がなくなり次第で期間中でも販売は終了(上記の価格はいずれも2018年10月25日時点での税込価格)。

「1969 人類初の月面着陸味」
酸味のあるインド産カカオ85%。苦味の中にもクランベリーのようなフルーティな味わい

「1974 オイルショックの混迷味」
シエラレオネ産カカオ70%で、ローストを調整。クリーミーさの中に渋みが顔を出す複雑な味わい

「1987 魅惑のバブル絶頂味」
甘さと華やかさを兼ね備えたホンジュラス産カカオ70%。まろやかな桃のような甘さに、ジャスミンの香りが広がる

「1991 絶望のバブル崩壊味」
砂糖不使用で、コスタリカ産カカオ100%。強い苦味にカカオ本来の酸味が立ち上がり、後味にはチリのようなスパイス感が残る

「2017 イノベーションの夜明け味」
ドミニカ共和国産カカオ70%。ローストの温度と時間を丁寧に調整し、バニラのような甘みとミルクティーの茶葉の香りが引き出され、後味にはシナモンやチリペッパーのスパイシーさを感じさせる

日本電気株式会社(NEC)/ ダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社
問い合わせ:03-5833-7271
URL:https://jpn.nec.com/ai/chocolate/
URL:https://dandelionchocolate.jp/
2018/10/25
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