“家”がモチーフの作品を中心に彫刻などを展示する深井隆氏の個展「在ることについて」

2018年10月31日（水）から11月19日（日）まで、日本橋高島屋S.C.本館6Fの美術画廊Ｘにて、「東京藝術大学退任記念 深井隆展 ―在ることについて―」が開催される。1970年代後半の“ポストもの派”の作家として独自の静謐な作品世界を作り上げ、今日では現代彫刻界をリードする重要な作家の1人となっている深井隆氏の個展。高島屋美術部創設110年記念の一環であるとともに、大学院修了直後から長年勤務し、2005年からは彫刻科の教授を務めてきた母校・東京藝術大学の退任記念展として開催される。

深井隆氏は、木や大理石、ブロンズに箔といった素材を駆使しながら、椅子、馬、本などをモチーフに、哲学的な作品を生みだしている。本展では、現在まで表現してきた存在への問いかけを一歩進めるかのような「家」をテーマにした作品を中心に、木彫、砂岩や大理石の作品、モノタイプ版画などを展示。深井氏の作品による“深遠な時空の迷宮”を堪能できる。

なお、本展は東京での会期終了後に各地へ巡回。2018年12月12日（水）〜12月25日（火）には大阪高島屋 6FのギャラリーNEXT、2019年1月23日（水）〜1月29日（火）には横浜高島屋 7Fの美術画廊での開催が予定されている。

■期間
東京：2018年10月31日（水）～11月19日（日）
大阪：2018年12月12日（水）〜12月25日（火）
横浜：2019年1月23日（水）〜1月29日（火）

■開催場所
東京：日本橋高島屋S.C.本館6F 美術画廊Ｘ
東京都中央区日本橋2-4-1

大阪：大阪高島屋 6F ギャラリーNEXT
大阪府大阪市中央区難波5-1-5

横浜：横浜高島屋 7F 美術画廊
神奈川県横浜市西区南幸1-6-31

■問い合わせ先：
日本橋高島屋
tel. 03-3246-4310（日本橋高島屋S.C. 美術画廊直通）
url. https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/