キヤノンが大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」の新製品として6機種を発売
キヤノンは、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」の新製品を順次発売する。CADやポスター市場などに向けたマルチパーパス機「TXシリーズ」で、A0ノビ対応の「TM-305 / TM-300 / TM-300 MFP」と、A1ノビ対応の「TM-205 / TM-200 / TM-200 MFP」をラインナップ。「TM-300 MFP」と「TM-200 MFP」は2018年11月30日（金）、他4モデルは11月14日（水）に発売される。
今回発売される6機種では、いずれもプリント時に発生する動作音の主な発生源について徹底的な見直しを実施。消音構造体の配置による稼働音の低減や、カッター性能の向上による用紙カット音の抑制などを行い、新たな静音化技術を搭載することで、従来機種との比較で稼動音を最大約60％カットする静音化が実現された。
C / M / Y / BK / MBKと5色の顔料インクの「LUCIA TD」を新たに採用しており、CADの用途では普通紙でも細線や文字を鮮明に再現できることが強み。ポスター用途でも、インクジェット普通紙で色鮮やかなポスターを作成でき、内製ニーズにも対応する製品だ。
「TM-305」と「TM-205」はHDDの搭載で出力時の生産性が高められており、「TM-300」と「TM-200」は簡単な操作での大判プリントが可能。「TM-300 MFP」と「TM-200 MFP」は、英Global Scanning社製の大判スキャナで、大判コピーやスキャンも行える。希望小売価格は、「TM-300 MFP」が52万8000円（税抜）、「TM-305」が39万8000円（税抜）、「TM-300」が33万8000円（税抜）、「TM-200 MFP」が45万8000円（税抜）、「TM-205」が26万8000円（税抜）、「TM-200」が20万8000円（税抜）。