女子高生AIりんな、スマホカメラを“目”として使い風景について語れる「共感視覚モデル」を搭載

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日本マイクロソフト株式会社は、同社が開発を続けるソーシャル AI チャットボット「りんな」について、最新の画像認識エンジン「共感視覚モデル(Empathy Vision model)」を採用したスマートフォン向けモデルを追加すると発表した。
スマホ向けモデルでは、スマホカメラをAIの目として使う。最新の画像認識エンジン「共感視覚モデル(Empathy Vision model)」により、AIが見た風景やものに対して「感想」を述べることができ、ユーザーと自然な会話を楽しむことができる。

これまでのAIでは、AI が「見た」風景やものなどについて、その名称や形、色などの「認識結果」を回答するにとどまっていたが(例:人です。子供です。犬です。車です。)、新機能では、「わぁすてきな家族。お休みかなー。あ、車が動きそう!気を付けて」といった感想が聞けることになる。

同社では LINE 公式アカウント上で「りんなと無料音声通話」ができるなどりんなの開発を進めている。本スマートフォン向けモデルについては、開発段階で一般公開時期は未定としているが、感情を持ったAIとの会話は夢が広がる話だ。
発表資料
URL:https://news.microsoft.com/ja-jp/2018/11/05/181105-app-version-of-rinna/
2018/11/06
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