日ハム新球場、入浴しながら観戦できる温泉客席!建物は周囲に溶けこむ三角屋根のデザイン

開閉式屋根が開いた状態のイメージ

日本ハム株式会社・株式会社北海道日本ハムファイターズ・株式会社北海道ボールパークは5日、北海道北広島市共栄(きたひろしま総合運動公園)に建設予定である新球場「北海道ボールパーク(仮称)」について、斬新なデザインを発表した。
これまでの札幌ドームから2023年の移転開業を目指す新球場。2020年には建設着工、2023年1月の竣工、そして3月には開業し、野球シーズンに間に合わせるという予定だ。

コンセプトは、『“北海道のシンボル”となる空間を創造する』となっており、「食とスポーツを有機的に融合させることで健康を育み、道民・市民・ファンの皆様が愛着と誇りを持てる施設を目指します」としている。

ほかにも、『世界がまだ見ぬボールパーク』をテーマに掲げているが、観客席に入浴施設を設け、温泉につかりながら野球観戦ができるという、前代未聞の企画を立ち上げている。北広島は札幌から近い温泉リゾートしての顔も持っており、地域の魅力を活かした観客席になりそうだ。

北海道ではスタンダードな三角屋根

建物自体は、球場らしからぬ茶色の三角屋根のデザイン。札幌ドームと同じ開閉式になっているが、天井が閉じている状態でも天然芝フィールドに太陽光を入れるために、壁面の一面を全面のガラス張りにする工夫も凝らしている。

ガラス窓から陽光が降り注ぐ設計

新球場の概要は、建設費用:約600億円※球場周辺外構部及び球場内設備・機器等を含む。仕様:開閉式屋根 天然芝フィールド。建築面積:約50,000㎡。延べ面積:約100,000㎡。収容人数:約35,000人。構造:RC造 S造。階数:地下1階、地上4階。
発表資料
URL:https://www.nipponham.co.jp/news/2018/20181105/
2018/11/07
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