3D音響も用いて“時空を超えた癒し”が表現される日本画家の福王寺一彦氏の個展「Starry in the moon」

福王寺一彦 “Starry in the moon”エキシビション

2018年11月23日(金)から12月2日(日)まで、表参道ヒルズ B3Fのスペース オーにて、日本画家の福王寺一彦氏の個展「Starry in the moon」が開催される。「星降る海に」を含む大作を展示するほか、最新の3D音響を用いることで、“絵と音が奏でる時空を超えた癒し”を表現。視覚と聴覚から、現代において人々に必要な“気付き”を提供する。
1955年生まれの福王寺一彦氏は、父の福王寺法林氏に師事し、1978年に「追母影」で院展初入選。2001年には「月の耀く夜に 三」で、日本画部門史上最年少の45歳で日本芸術院賞を受賞した。2017年には、ルーブル美術館での国民美術協会(SNBA)主催芸術展で、最優秀賞と審査委員特別賞を同時受賞。自然を表現する独自の繊細な画風で知られ、ジャンルや時代の垣根を越えて人々を魅了している。
同氏の作品は、水晶、孔雀石、アジュライト、ロードクロサイトといった天然半貴石を石臼で砕いた岩絵の具と24金、プラチナを顔料としている。1色を塗っては数日間乾かし、何層にも重ねることで、独自の奥深い青や緑を表現。この技法で丁寧に描かれた作品では、天然半貴石の結晶体が光に反射することで、美しい“宝石の色”が浮かび上がっている。
入場無料で、時間は11:00〜21:00(11月25日は20:00まで / 最終日は18:00まで / 入場は閉場30分前まで)。

福王寺一彦 “Starry in the moon”エキシビション

■期間:
2018年11月23日(金)〜12月2日(日)

■開催場所:
スペース オー
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ B3F

■問い合わせ先:
株式会社フィル―ジュ
url. http://filrouge.jp/
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