18mの実物大ガンダムを動かすプロジェクトが2020年夏の一般公開を目指して本格始動

(c)創通・サンライズ

一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGEは、18mの実物大ガンダムを動かして、2020年夏を目標に一般公開の実現に挑むプロジェクトを進めていくことを発表した。同社団法人の設立者は株式会社創通と株式会社サンライズで、プロジェクト名は「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。横浜市と連携して実施計画が協議されており、横浜・山下ふ頭で約1年間の公開を目指している。
2019年は、「機動戦士ガンダム」のTVシリーズ放映開始から40周年。さらなる飛躍のため、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」が立ち上げられ、「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」のTVシリーズや「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の新たな劇場版3部作をはじめ、さまざまなニュースが相次いで発表されている。その中で明らかになった実物大ガンダムを動かす企画は、まさに“究極の夢”の実現に挑戦するプロジェクトだ。
この「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」では、世界中から幅広くアイデアやプランを募集して、日本が軸となってグローバルなプロジェクトを推進してきた。それが1つのプランへと集約され、基本設計から実施設計、検証実験を重ねて、いよいよ製作へ向かうこととなる。
開発体制は、技術監修を務めるGGCリーダーが、早稲田大学名誉教授の橋本周司氏と中京大学工学部教授のピトヨ・ハルトノ氏。設計開発スタッフには、テクニカルディレクターとして石井啓範氏、システムディレクターとしてアスラテック株式会社の吉崎航氏、クリエイティブディレクターとして株式会社乃村工藝社の川原正毅氏の名前が挙げられている。そのほかの詳細な情報についても、プロジェクトの公式Webサイトなどで随時に発表される予定だ。
果たして、人類の“ものづくり・技術力”のエネルギーは、「ガンダム横浜の大地に立つ!!」という未来を現実の世界にできるのか? 今後も動向が見逃せないプロジェクトとなっている。
一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGE
URL:https://gundam-challenge.com/
2018/11/22
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