NTT、光透過性を有して「透けて曲がる電池」の開発に成功。存在を感じさせないIoTに利用可能
日本電信電話株式会社(NTT)は26日、光透過性により存在を意識させることなく周囲に馴染むことができる「透ける電池」の開発に成功したと発表した。なお、この成果は11月29日~30日に開催されるNTT R&Dフォーラム2018(秋)で公開される。
本製品は、ICTサービスの実現に向けた蓄電池をはじめとする電池に関する研究開発の技術・知見を活かした研究開発の成果として開発されたもの。これまでの電池は高出力で長持ちを目指す研究だったが、本製品は、存在感なく周囲に馴染むデバイスを目指して、入射光の吸収と反射を抑制する技術開発を行っている。
完成品では、向こう側が透けて見える一般的なサングラスの透過率である平均約25%の透過率を達成。また、ぐにゃっと曲がる柔軟性も備えている。
この「透ける電池」を用いれば、あらゆるものがインターネットに接続するIoT世界において、デバイスが存在する煩わしさを感じさせること無く機器の設置が可能になる。
完成品では、向こう側が透けて見える一般的なサングラスの透過率である平均約25%の透過率を達成。また、ぐにゃっと曲がる柔軟性も備えている。
この「透ける電池」を用いれば、あらゆるものがインターネットに接続するIoT世界において、デバイスが存在する煩わしさを感じさせること無く機器の設置が可能になる。