LINE Pay、Global Alliance発表、中国や韓国からの訪日客も手間なくモバイル決済が可能に

LINE Pay株式会社は11月27日、2019年以降のインバウンド需要の確実な加盟店への取り込みのため、「LINE Pay Global Alliance」を発表した。訪日客へのスムーズな決済サービスの提供を目指す。中国のWeChatPayや韓国のNaverPayとの戦略的提携をするという。
LINE Payはこれまで、日本、台湾、タイ、インドネシアにて、利用者を獲得してきた。アジア最大規模のコミュニケーションプラットフォームLINEは、2018年9月時点で、月間アクティブユーザーが1億6,500万人に到達。LINE Payの登録ユーザーは、2017年11月時点で4,000万人となっている。しかし、ローカリゼーション戦略の下、各国で独立したサービスとして運営してきた。LINE Pay Global Alliance構想により、訪日した際の決済に手間がかからなくなる。
本アライアンスでは、日本以外の台湾、タイ、インドネシアの「LINE Pay」とネットワーク連携。訪日した際にも、普段と変わらないLINE Payでの決済ができるようになる。また、2019年早期には、中国最大のSNSアプリ「WeChat」の「WeChatPay」で、LINE PayのQRコード決済による支払いが可能となる。さらに、2019年中に韓国最大の検索サイトNAVERと提携し、Naver Payによる支払いも可能になるという。インバウンド対応の強化で、日本国内のモバイル決済のアクティブ化を狙う。
LINE Pay株式会社
URL:http://line.me/pay
2018/11/27
MdN DIのトップぺージ