TIS、AIスピーカーが東京駅の窓口で訪日外国人観光客に対応

TIS株式会社は11月27日、東京駅の案内業務にて実施するAI活用実験に、チャットボットクラウドサービス「DialogPlay(ダイアログ・プレイ)」搭載のスマートスピーカーを提供すると発表した。訪日外国人観光客に対して、乗換案内などを行う。実証実験は、12月7日から開始し、2019年3月15日まで行われる。
本実証実験は、東京駅のインフォメーション窓口に来訪する訪日外国人観光客を対象に、スマートスピーカーによる適切な対応が可能であることを検証する。AIを活用したFAQ対応で、よくある問い合わせに対してチャットボットの自動応答を行う。また、駅員による対応が必要な場合でも、日⇔英、日⇔中のリアルタイム翻訳により、訪日外国人観光客の対応を補助する。
実証実験に導入されるDialogPlayは、業務チャットボットが作成できるSaaS型のクラウドサービス。「Microsoft Teams」や「Skype for Business Online」など、多様なチャットプラットフォームに向けて、業務チャットボットを作成し、公開することが可能。スマートスピーカーは、東京大学発のベンチャー企業フェアリーデバイセズが開発した「Tumbler」を利用する。
TIS株式会社
URL:https://www.tis.co.jp/
2018/11/27
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