第25回木村伊兵衛写真賞の受賞作家の鈴木理策氏による写真展「知覚の感光板」

(c)Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery

2018年11月28日(水)から2019年1月16日(水)まで、キヤノンギャラリーSにて、鈴木理策氏の写真展「知覚の感光板」が開催される。入場無料、時間は10:00~17:30で、会期中の休館日は日祝と年末年始(12月29日~1月6日)。会場には23点が展示され、作品はキヤノン製の大判プリンタ「imagePROGRAF」でプリントされている。
鈴木理策氏は、1963年和歌山県生まれで、1987年に東京綜合写真専門学校研究科を修了。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科の教授を務める。地理的移動と時間的推移の可視化を主題として、63枚の写真をシークエンスで構成した自身初の写真集「KUMANO」(光琳社出版株式会社)を1998年に発表。翌年には《Osorezan》と《Izanami》の2つのシークエンスによる「PILES OF TIME」を出版して、2000年に第25回木村伊兵衛写真賞を受賞した。
本展のタイトルに選ばれた「知覚の感光板」は、画家のセザンヌが“芸術家のあるべき姿”として表した言葉。本展の作品では、その言葉に感銘を受けた鈴木氏が、かつて画家たちが見たフランスやアメリカの風景をとらえて表現している。
■期間:
2018年11月28日(水)~2019年1月16日(水)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンギャラリーS
tel. 03-6719-9021
url. http://canon.jp/gallery
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