伝統工芸の箔押しと塗装技術の現代ペイントを融合させた武蔵屋の新サービス「金箔美ペイント」

「金箔美ペイント」を施した例(自転車)

埼玉県本庄市で2002年から純金箔・純銀箔押しなどを手掛けてきた武蔵屋は、「金箔美ペイント」サービスを開始した。自転車やオートバイなどの一部、胡蝶蘭や盆栽などの鉢、ホテルのロビーなどに置くオブジェや調度品、お膳、漆器、贈答品といったさまざまなモノへの「金箔美ペイント」が可能。金箔の高級感と重厚感に加え、特殊塗装技術による斬新なデザインを立体物へ施すことができる。
武蔵屋は、創業から15年余り、創業者である三嶋孝之氏が箔押し加工に対応してきたが、「金箔美ペイント」は父からその技術を継承して、さらに塗装技術を修得した娘の三嶋智惠氏が担当している。言わば、伝統工芸の“箔押し”と塗装技術の“現代ペイント”を融合させたサービス。父から受け継いだ技術を生かし、さらなる事業・顧客拡大を目指す武蔵屋の新しい取り組みだ。
これまで箔押しは、工芸品や文化財などに用いられることが多かったが、より身近に多くの人が手に取りやすいようにと、今回の「金箔美ペイント」が開始された。完全受注生産で、“見て楽しむ”箔押し×塗装のデザインを実現することが可能。生活用品や趣味の道具をより豪華にしたり、土産品や贈答品にさらなる付加価値を加えたりできる。

「金箔美ペイント」を施した例(自転車)

「金箔美ペイント」を施した例(植木鉢)

武蔵屋
URL:https://www.hakuoshi-musashiya.com/
2018/12/04
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