パナソニック、一瞬で集中空間を作るウェアラブル端末WEAR SPACEが量産決定

パナソニック株式会社のFUTURE LIFE FACTORYと株式会社Shiftallによる合同プロジェクト「WEAR SPACE project」は12月12日、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」の量産が決定したことを発表した。12月11日までクラウドファンディングを実施していたが、目標金額となる1,500万円を上回る結果となった。この結果を受けて本格的な開発を開始する。
本製品は、ノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホンと視界調整が可能なパーティションによってできているウェアラブル端末。装着するだけで集中できる空間を提供することを目的としている。雑音や視覚情報を遮断することで、集中しやすいパーソナル空間を作るサポートをしてくれる。集中できる空間を持ち運ぶという新しいコンセプトが特徴。
今回のクラウドファンディングは、パナソニック社としては初めての試みであった。この結果を受けて「WEAR SPACE」の事業化を進めていくという。また、今後は同社の新規事業を行う際のスキームとして同じような展開を行う可能性もある。ちなみに、本プロジェクトは、パナソニックのFUTURE LIFE FACTORYが企画・デザインを行い、株式会社Shiftallが設計・製造・販売を担当する。
パナソニック株式会社
URL:http://www.panasonic.com/jp
2018/12/12
MdN DIのトップぺージ