抽象絵画の自動生成ロボット“画家エミュレーター”を制作した森浩一郎氏の初個展「enum」

森浩一郎 個展「enum」

2018年12月14日(金)から12月23日(日)まで、コワーキングスペースの「MIDORI.SO中目黒」にて、森浩一郎氏の初個展「enum(イニウム)」が開催される。森氏は、2000年代半ばから“間テクスト性”や“主体性”といったテーマをもとに、抽象絵画を自動的に生成するロボット「画家エミュレーター」を制作。知覚と計算によって絵画やビジュアルメディアに見られる構造を研究している。
本展では、森氏が2011年頃から制作している人工物と自然、あるいはその境界をテーマにした映像作品「自然観察シリーズ」を展示。さらに、新たに撮り貯めた映像をまとめた新作も披露される。波の映像から連続・非連続的なパターンを生成し続ける作品「surf::E0」や、ペンプロッターを用いたドローイングマシンによる新作 「vvv::proverb」は、会期中に実際に動作させてライブドローイングが行われる予定だ。
入場無料、会期中無休で、時間は11:00〜19:00。森氏の問題意識であるコンピューターによるシミュレーションと模倣、人工物と自然といった現代において再び未分化になりつつある境界を探るような展示が繰り広げられる。

森浩一郎 個展「enum」

■期間:
2018年12月14日(金)~12月23日(日)

■開催場所:
MIDORI.SO中目黒
東京都目黒区青葉台3-3-11 3F

■問い合わせ先:
MIDORI.SO中目黒
url. https://enum.moxus.org/
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