Facebookからまた情報流出、最大680万人の写真が勝手にアクセスされる恐れ

発表資料

Facebookは、同社の公式ブログ「開発者ニュース」において、写真APIのバグにより、サードパーティのアプリ開発者に写真が流出した恐れがあると発表した。
9月には発覚していた本件、既にバグは修正されているものの、本バグにより、ユーザー数は最大680万人、アプリ数だと1500件に影響があったという。

本件は、ユーザーが写真にアクセスする権利をアプリに与えていると発生。通常はタイムライン上で共有している人々の写真にしかアプリへのアクセスを許可しないが、Facebook Storiesにアップされた写真や、アップロードしたが未投稿の写真もアクセスできてしまう状態となっていた。

同社ではバグの影響を受けた可能性のあるユーザーに対し、通知を行うと発表。通知をクリックすると、リンクよりバグの影響を受けたアプリを使用したかどうかを確認できるとしている。

Facebookの大規模情報流出に関しては、2016年の約9000万人、2018年の約5000万人と膨大な流出が続いている。今回の件も9月に発覚しておきながら発表は12月と「調査のため」という発表をそのまま信じられない状態になっている。
発表資料
URL:https://developers.facebook.com/blog/post/2018/12/14/notifying-our-developer-ecosystem-about-a-photo-api-bug/
2018/12/17
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