NeU、ワンタッチ装着可能な脳活動データ計測デバイスを開発
株式会社NeUは12月17日、、脳活動データをスマートフォンなどで記録できる携帯型脳活動計測装置「HOT-2000」の販売を発表した。企業・大学の研究用途向けとして取り扱う。12月17日より販売開始。
「HOT-2000」は、近赤外光を用いた脳機能計測技術NIRSを活用して開発した製品。ヘッドセット形状のウェアラブル型装置で、重量はわずか129gほど。ひもを引くだけのワンタッチ装着が可能なので、日常生活でも手軽に使用することができる。リチウムイオン電池を搭載しており、約4時間連続使用が可能。
脳活動データの取得は、IoTなどの技術革新などの影響で、ニーズが高まりつつある。しかし、専用の装置がある研究所などで計測を行う必要があり、多量のデータを収集にはコストと時間がかかるという問題があった。本製品では、手軽に脳活動データの計測・収集を可能にしており、ディープラーニングやAI技術を活用した新たな解析手法などに役立つことを目指している。