年末恒例の若手漆芸家によるグループ展「作家による うるし・おわん・うつわ展 2018」

2018年12月19日（水）から12月25日（火）まで、西武池袋本店 6Fのアート・ギャラリーにて、「作家による うるし・おわん・うつわ展 2018」が開催される。2010年にスタートした年末恒例の若手漆芸作家によるグループ展で、今年で9回目の開催。“使う”ことを大切にした漆のうつわ作品の数々を楽しめる。時間は店舗の営業時間に準じ、最終日のみ16:00閉場。

本展は、人間国宝の小森邦衞氏と室瀬和美氏のそれぞれの工房で修業した作家たちによって開始された。今年の出品予定作家は、浅井康宏氏 / 鷺野谷一平氏 / 清水康志氏 / 竹岡千穂氏 / 伴野崇氏 / 水口咲氏 / 室瀬祐氏 / 室瀬智彌氏 / 山田 勘太。賛助出品として、小森邦衞氏と室瀬和美氏も参加している。

作品の一例として、水口咲氏の「小菓子盆」は和菓子のための器。菓子切りが届くように浅く、手に取りやすいように高台を高く、11（幅）×2.3（高さ）×11（奥行）cmの気の張らない小ぶりの寸法で作られた。竹岡千穂氏の「花豆」は、8.5（幅）×2（高さ）×8.5（奥行）mmのごく小さな花の形の豆皿。和紙を張り重ねて制作されている。室瀬祐氏は「花杯 -玉簾-」を出品。玉簾の花が、7（幅）×3.5（高さ）×7（奥行）cmの杯となった。

■期間：
2018年12月19日（水）～12月25日（火）

■開催場所：
西武池袋本店 6F アートギャラリー
東京都豊島区南池袋1-28-1

■問い合わせ先：
西武池袋本店
tel. 03-3981-0111（代表）
url. https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/