アメリカでは既に5G通信が実用化!AT&Tがアトランタやヒューストンなど12都市で開始

「NETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspot」

アメリカの通信会社AT&Tは、12月21日からモバイル5Gサービスを提供開始すると発表した。まずは米国内の12都市で開始される。
同社初となるモバイル5Gのサービスは、アトランタ(ジョージア州)、シャーロット(ノースカロライナ州)、ダラス、ヒューストン、サンアントニオ、ウェーコ(テキサス州)、インディアナポリス(インディアナ州)、ジャクソンビル(フロリダ州)、ルイビル(ケンタッキー州)、オクラホマシティ(オクラホマ州)、ニューオーリンズ(ルイジアナ州)、ローリー(ノースカロライナ州)の12都市が対象となった。

また、2019年上半期には、ラスベガス(ネバダ州)、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ(カリフォルニア州)、ナッシュビル(テネシー州)、オーランド(フロリダ州)の7年にもサービスを拡大する。

5Gは、4Gから進化した次世代無線通信システムで、通信速度の高速化や低遅延を実現する。日本でも携帯キャリア各社などが技術開発し、実証実験などはスタートしているが、2019年にプレスタート、2020年に実際のサービス開始というスケジュールだ。

なお、AT&Tでのサービスは5Gモバイルルータ「NETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspot」で提供される。対象は選ばれた一部の企業や個人ユーザーで90日間は無料で利用できる。そして3ヶ月後の2019年春には、「Nighthawk」を499ドルで購入したり、月額70ドルのプラン(データ量15GB)を選んだりできるようになる。
発表資料
URL:https://about.att.com/story/2018/att_brings_5g_service_to_us.html
2018/12/19
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