日本製粉が環境負荷低減に配慮しながら2019年カレンダー「シスレー&スーラ作品集」を制作

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日本製粉株式会社は、2019年カレンダーとして非売品の「シスレー&スーラ作品集」を制作した。同社が2012年から毎年制作し、好評を博している印象派作品のカレンダー。2019年に生誕180年を迎えるアルフレッド・シスレー(1839〜1899年)と、生誕160年を迎えるジョルジュ・スーラ(1859〜1891年)の絵画で構成されている。
「シスレー&スーラ作品集」では、パリとその近郊の穏やかな風景を描き続けたシスラーと、印象派の遺産を継承しつつ当時の科学的な色彩理論も取り入れて点描の技法を開発したスーラの作品を楽しむことが可能だ。
ビジュアルは2カ月に1作品の配分で掲載。1・2月にはスーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(1886年 シカゴ美術館蔵)、3・4月にはスーラの「グランド・ジャット島からのセーヌ川」(1888年 ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵)、5・6月にはシスレーの「モレ・シュル・ロワンの並木道」(1890年 オルセー美術館蔵)、7・8月にはスーラの「ポール・アン・ベッサンの日曜日」(1888年 クレラー=ミュラー美術館蔵)、9・10月にはシスレーの「9月の朝」(1887年頃 アジャン美術館蔵)、11・12月にはシスレーの「雪のマルリ・ル・ロワ」(1875年 オルセー美術館蔵)が採用されている。
また、同社による恒例の印象派作品カレンダーは、環境負荷の低減に配慮して作成されていることも特徴。PVC(ポリ塩化ビニール製)の壁掛けホルダーを使用せず、全ページに「FSC森林認証紙」を用いて、ベジタブルインクで印刷されている。
日本製粉株式会社
URL:https://www.nippn.co.jp/
2018/12/21
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