大阪メトロ、ストックホルムの地下鉄アートのように駅空間をエンタメ空間にデザイン

「森」をイメージした森ノ宮駅

大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro/大阪メトロ)は、中期経営計画(2018~2024年度)の実現に向けた第一弾として「地下空間の大規模改革」の方針と具体ビジョンを発表した。
地下空間の大規模改革は、大阪の「活力インフラ」となるため、駅や車両・地下街を含む地下空間の大規模改革や、新たな機能やサービスアップを実現。地下空間の大規模改革では、地下空間を御堂筋線はビジネスの強化、中央線はエンターテイメントの強化を軸に駅空間を始めとする改革を行う。

駅デザインは地域の活力を生む拠点として、様々なデザインに生まれ変わる。例えば、新大阪駅は「近未来の大阪」、梅田は「インフォメーション・ターミナル」、淀屋橋は「歴史」、
大国町「列車が一番かっこよく見える駅」、天王寺「空」、森ノ宮「森」、谷町四丁目「大阪城・金の茶室」、堺筋本町「船場町人文化」、大阪港「船」など、歴史や町の性格に合わせたデザインが提案されている。

堺筋本町駅「船場町人文化」

谷町四丁目駅「大阪城・金の茶室」

天王寺駅「空」

また、駅での音楽ライブ、映画上映などのイベントの開催も予定。ホームに電話パソコンなどの作業をできるスペースを設けたり、改札そばのコワーキングスペースなど、ビジネスパーソンにとっても便利な大阪メトロになりそうだ。

駅ホームのワーキングスペースイメージ

発表資料
URL:https://subway.osakametro.co.jp/news/news/20181220_katuryokuinfura.php
2018/12/25
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