アール・ヌーヴォーの旗手として今も人気のアルフォンス・ミュシャの展覧会がスタート

左:「桜草」1899年 OGATAコレクション
右:「羽根」1899年 OGATAコレクション

2018年12月26日(水)から2019年1月7日(月)まで、小田急百貨店新宿店 本館11Fの催物場にて「アルフォンス・ミュシャ展」が開催される。アール・ヌーヴォーの代表的な画家であるアルフォンス・ミュシャ(1860~1939年)の作品を紹介する展覧会。代表的なポスター、デザイン集、ハガキなど400余点が展示される。
アルフォンス・ミュシャは、オーストリア帝国領モラヴィアのイヴァンチツェ(現在のチェコ共和国)で生まれ、1887年にパリへ留学した。その後、女優サラ・ベルナール(1844~1923年)が主演を務めた芝居「ジスモンダ」のポスターを手掛けて、一躍デザイナー界のスターとなる。「ミュシャ・スタイル」とも呼ばれる曲線や文様の装飾などが特徴的で、アール・ヌーヴォーの旗手として多くの人々を魅了した。
本展では、その代表作の「ジスモンダ」のポスターをはじめ、装飾パネル、商品パッケージ、アメリカ時代から祖国チェコに戻ってスラヴ独特の象徴的表現で制作した作品などを幅広く展示。展覧会オリジナルの図録やポストカードのほか、缶入りの紅茶やチョコレートなど、ミュシャ作品を楽しめる数々のオリジナルグッズの販売も行われる。
会期中の休業日は1月1日(火・祝)で、開場時間はいずれも10:00。開催時間は期間ごとに異なり、12月26日(水)から12月29日(土)までは20:30、12月30日(日)は20:00、12月31日(月)は18:00、1月2日(水)から1月6日(日)までは20:00、1月7日(月)は17:00で、それぞれ入場は閉場30分前までとなる。入場料は、大人1000円 / 高校・大学生800円 / 中学生以下無料。

「ジスモンダ」1895年 OGATAコレクション

「黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー」1896年 OZAWAコレクション

■期間:
2018年12月26日(水)~2019年1月7日(月)

■開催場所:
小田急百貨店新宿店 本館11F 催物場
東京都新宿区西新宿1-1-3

■問い合わせ先:
小田急百貨店新宿店
tel. 03-3342-1111(大代表)
url. http://www.odakyu-dept.co.jp/
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