3Dデータを仮想空間で立体彫刻のように組み立てる平田尚也氏の個展「不完全な監獄」

Hanged Man

株式会社リクルートホールディングスが運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン」で、2019年1月8日(火)から1月25日(金)まで、平田尚也氏による「不完全な監獄」が開催される。入場無料、日祝休館で、時間は11:00〜19:00。第18回グラフィック「1_WALL」のグランプリ受賞者個展で、受賞から1年後の開催となっている。
平田尚也氏は、1991年長野県生まれで、2014年に武蔵野美術大学彫刻学科を卒業。大学時代に彫刻を専攻していた平田氏だが、高価な彫刻素材ではなく、インターネット上で無限に収集できるフリーの3Dデータや画像データなどを作品に用いている。3Dデータを仮想空間で立体彫刻を作るように組み立てた「“Demon” “Space Ship” “Royal Drive”」で、第18回グラフィック「1_WALL」のグランプリを受賞。審査員からは、高い完成度やユニークな着眼点が高く評価された。
本展では、置物、動物、自転車などの乗り物、家具、植物などの3Dデータを自身の“文法”で組み立てた新作を展示。撮影したような視点で切り取られ、紙に出力された仮想空間のオブジェクトが、仮想現実と現実、立体と平面の関係性を浮かび上がらせている。
■期間:
2019年1月8日(火)~1月25日(金)

■開催場所:
ガーディアン・ガーデン
東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル B1F

■問い合わせ先:
ガーディアン・ガーデン
tel. 03-5568-8818
url. http://rcc.recruit.co.jp/
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