2人の芸術家の交流に焦点を当てた「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展

「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展

2019年1月12日(土)から3月24日(日)まで、横浜美術館にて「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展が開催されている。彫刻家のイサム・ノグチ(1904〜1988年)と、画家の長谷川三郎(1906〜1957年)の交友に焦点を当てた展覧会。絵画、彫刻、版画、写真、書など、ノグチ作品約50点と長谷川作品約70点が展示されている。
イサム・ノグチと長谷川三郎は、1950年5月に連合国軍による占領末期の東京で出会った。“古い東洋と新しい西洋”の関係に関心を抱いていた2人は、芸術家としての関心事やビジョンも驚くほど似ていたことを知って意気投合。その後は固い友情で結ばれ、長谷川はノグチにとって日本の古い文化遺産への無二の案内役となってノグチが日本の美の本質を理解するうえで重要な役割を果たし、一方でノグチは対話を通して長谷川の制作意欲を奮い立たせて新たな創作を切り開くきっかけを与えた。本展では、2人がともに歩んだ1950年代を中心とした作品を通じ、彼らが何を見て、何を考え、何を目指したのかを探っている。
木曜休館(3月21日は祝日のため開館し翌日の3月22日が振替休館)で、開館時間は10:00〜18:00(3月2日は20:30まで / 入館は閉館30分前まで)。会期中には、一部作品の展示替えが実施される。当日券の料金は一般1500円 / 高校・大学生900円 / 中学生600円で、小学生以下は無料で入場でき、毎週土曜は高校生以下も無料となる。
■期間:
2019年1月12日(土)~3月24日(日)

■開催場所:
横浜美術館
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1

■問い合わせ先:
横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
tel. 045-221-0300(横浜美術館)
url. https://yokohama.art.museum/special/2018/NoguchiHasegawa/
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