“カメラ”と“描画”がテーマの新作などを展示する彫刻家の山本麻璃絵氏の作品展「wood shot」

2019年1月15日（火）から3月30日（土）まで、キヤノンデジタルハウス銀座にて、彫刻家の山本麻璃絵氏の作品展「wood shot」が開催される。山本氏は、くすのきを素材とした木彫での表現を中心に、身近にある“ものの存在”を感じさせる彫刻を制作しているアーティスト。本展では、カメラと描画をテーマとして制作した4点の新作を含め、15点ほどの作品が展示される。

1998年東京都生まれの山本麻璃絵氏は、2010年に武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業し、2012年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了。自動販売機や公衆電話、郵便ポスト、パソコンなど、身近なものをモチーフとした彫刻を制作している。数多くのグループ展への参加のほか、精力的に個展も開催。2009年には「Tokyo Midtown Award 2009」の佳作 オーディエンス賞、2011年には「第14回岡本太郎現代芸術賞」の特別賞も受賞した。

今回の展覧会では、ジャーナリストの父を持つ山本氏にとって「近いけど（触ってはいけない）遠いもの」と考えていた「カメラ」を表現した作品などを披露。木から削り出された個性的な作品や館内は、来場者が自由に撮影することもできる。開館時間は月曜から土曜までの10:30〜18:30。

■期間：
2019年1月15日（火）～3月30日（土）

■開催場所：
キヤノンデジタルハウス銀座
東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング 1F キヤノンプラザ銀座内

■問い合わせ先：
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
tel. 03-3542-1801
url. https://cweb.canon.jp/showroom/personal/ginza/index.html