伊豆稲取で心温まる伝統的な風習を体験できる「第22回 雛のつるし飾りまつり」が開幕

文化公園雛の館

稲取温泉旅館協同組合は、2019年1月20日(日)から3月31日(日)まで、「第22回 雛のつるし飾りまつり」を開催する。昨年協賛会場となった「八幡神社」に加えて、今年は正定寺の本堂にも雛のつるし飾りを展示。開館時間は全会場共通で9:00〜17:00で、最終受付は16:30となっている。
伊豆稲取温泉には、雛祭りで雛壇の両脇に手作りの人形を吊るす「雛のつるし飾り」という伝統文化が残っている。娘の健やかな成長を願い、思いを人形に込めて雛祭りを祝うもので、母娘のつながりを感じさせる心温まる風習だ。静岡県東伊豆町稲取地区の「雛のつるし飾り」は、福岡県柳川市の「さげもん」や山形県酒田市の「傘福」と並び、「日本三大つるし飾り」の1つとしても数えられている。
イベント期間中には、街の至るところで見所が充実し、散策を楽しみながらの鑑賞が可能。メイン会場である「文化公園雛の館」と雛の館「むかい庵」は、それぞれ300円の入場料が必要とされる。「文化公園雛の館」には、さまざまな「つるし飾り」のほか、「さげもん」や「傘福」も展示。また、初日の1月20日(日)の20:30からは、稲取銀水荘前、サンライズテラス稲取、新堤防から同時に花火が打ち上げられ、祭りのオープニングを華やかに彩る。
3月2日(土)と3月3日(日)の両日の10:00〜15:00には、商工会青年部が中心となって地域活性化を目的としたイベントを実施。伊豆稲取駅から文化公園雛の館までの通りの空き店舗でワークショップが実施されたり、歩行者天国で20店舗以上の露店が展開されたり、ステージでさまざまなパフォーマンスが実施されたりする。

雛のつるし飾り

素盞鳴神社雛段飾り(2月20日〜3月10日)

■期間:
2019年1月20日(日)~3月31日(日)
※開催期間は会場によって異なる

■開催場所:
文化公園雛の館、むかい庵、なぶらとと、ふたつぼり、八幡神社

■問い合わせ先:
稲取温泉旅館協同組合
url. http://www.inatorionsen.or.jp/
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