AbemaTVが動画配信でのIPv6対応を開始したことを発表

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株式会社AbemaTVが運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」は、2019年1月から、動画配信でのIPv6(Internet Protocol Version 6)対応を開始したことを発表した。アカマイ・テクノロジーズ合同会社の配信プラットフォーム「Adaptive Media Delivery」を活用しての提供。現時点で、既に「AbemaTV」の利用ユーザーの約3分の1が、IPv6でインターネット接続をしていることがアナウンスされている。
2016年4月に本開局した「AbemaTV」は、「Amazon Fire TVシリーズ」「Google Chromecast」「ソニー 4Kブラビア」といったテレビデバイスやiPadなどマルチデバイスへの対応強化をはじめ、表示速度の改善、バックグラウンド再生、通信量節約モード機能の拡充など、これまでにも利便性を高めるための取り組みを行ってきた。今回のIPv6対応も、ユーザーに快適な視聴体験を提供することを目的としたものだ。
IPv6は、インターネット接続数の増加によってIPv4アドレスが枯渇していることから、インターネット環境整備のために注目されている接続方式の1つ。インターネット接続が可能な環境は整いつつある一方で、サービス事業者におけるIPv6対応は遅れ気味であるという課題があった。株式会社AbemaTVでは、今後も日本のネットワーク事情に配慮し、快適なサービス提供を実現できるような技術開発や対応を積極的に行っていく。
株式会社AbemaTV
URL:https://abema.tv/
2019/01/24
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