日本レストルーム工業会、トイレ操作パネルの標準ピクトグラムがJISに登録されたことを発表

JIS登録された7種のトイレ操作系ピクトグラム

一般社団法人日本レストルーム工業会は、2017年1月に策定したトイレ操作系ピクトグラムが、日本工業規格(JIS S0103:消費者用図記号)として登録されたことを発表した。2018年1月に国際規格(ISO7000:機器・装置で用いる図記号-登録図記号)に登録されたことに次いでの登録。今回のJISへの登録では、ISO7000に登録された6種類に「乾燥」を加えた7種類のピクトグラムが追加されている。
一般社団法人日本レストルーム工業会では、訪日外国人観光客が急増していることを背景として、“だれでも安心して使えるトイレ環境”を目指し、トイレ操作パネルに表記される標準ピクトグラム(図記号)を策定した。2017年度から、各社製品への採用を順次に進めている。
今回、日本工業規格に登録されたピクトグラムは「便器洗浄(大)」「便器洗浄(小)」「おしり洗浄」「ビデ洗浄」「乾燥」「便ふた開閉」「便座開閉」の7種類。これらの標準ピクトグラムが普及することで、訪日外国人観光客を含むあらゆる人々に、観光・宿泊施設や公共のトイレの操作が分かりやすく利用できるようになり、日本のきれいで快適な公共トイレを体験してもらう機会が増加することも期待されている。
一般社団法人日本レストルーム工業会
URL:https://www.sanitary-net.com/
2019/01/31
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