WOTA、AI水循環システムで98％排水を浄化するWOTA BOX発売
WOTA株式会社は1月31日、「WOTA BOX（ウォータ・ボックス）」及び「災害用シャワーパッケージ」の予約申込を開始すると発表した。AIを活用した水循環システムを用いている。申込受付の開始は2月11日より公式ウェブサイトにて開始。
「WOTA BOX（ウォータ・ボックス）」は、排水の98％以上を浄化することで、水の再利用を可能にする可動式水浄化システム。小型の水処理センサとディープラーニングにより、循環システムを通過する水の水量や水質を安価に省スペースで測定することを実現した。また、「災害用シャワーパッケージ」では、「水浄化装置」「給湯器」「シャワー空間」「脱衣空間」がセットとなっている。
水循環システムの概要
本技術により、シャワー1回あたりの水の使用量である50Lの排水を1L以下に抑えることができ、100Lの水源で約100回のシャワーが可能となる。供給水量と浄化速度は1時間あたり240L。水質管理はAIによって行われるが、シャワー50回ごとに約10分のメンテナンスが必要となる。なお、設置するための配管工事などは不要で、ボタンを押すだけで操作することができる。