輪ゴムを内蔵した自動立体化の設計で畳んで定形郵便の料金で郵送できる高田紙器製作所の「スポンフレーム」

「全自動組立機能付写真たて スポンフレーム」

TASKプロジェクト推進委員会が開催した新製品開発コンテスト「第13回TASKものづくり大賞」で、有限会社高田紙器製作所が開発した「全自動組立機能付写真たて スポンフレーム」が大賞を受賞した。同コンテストは、下請け的加工形態で部品製作などを受注している町工場を主な対象とした企画。「スポンフレーム」は、内蔵する輪ゴムの作用によって、開封した瞬間に自動的に立体化する仕組みが実現されている。
「スポンフレーム」の販売予価は600円(税抜)。写真やポストカードなどを入れて畳み、日本全国に定形郵便の料金で郵送できることも大きな魅力の1つだ。フォトフレームとしてだけではなく、開封後も捨てられにくいDMやポストカードケースなど、さまざまな活用が可能。オンデマンドプリンタに通紙できるプレカット対応にもなっており、小ロットでのオリジナル印刷にも対応する。
なお、この「スポンフレーム」を含め、「第13回TASKものづくり大賞」で入賞した製品は、2月12日(火)から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第87回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2019」に展示予定。TASKプロジェクトブース内(西2-T25-04)で目にすることができる。

畳んで郵送でき、開封した瞬間に自動的に立体化する仕組みが採用されている

有限会社高田紙器製作所 / TASKプロジェクト推進委員会
URL:http://www.85223.com/
URL:http://www.task-project.net/
2019/02/04
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