インタラクティブな光のアート空間を楽しめる「チームラボ 広島城 光の祭」

「忘却の礎石にたちつづけるものたち」
teamLab, 2019, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

2019年2月8日(金)から4月7日(日)まで、RCCテレビ60年「チームラボ 広島城 光の祭」が広島城にて開催される。今年は、初代広島藩主の浅野長晟が広島城に入城してから400年。本イベントでは、さまざまな分野のスペシャリストで構成された“ウルトラテクノロジスト集団”のチームラボによって、広島城がインタラクティブな光のアート空間へと変えられている。
広島城は、毛利元就の孫の輝元が1589年に太田川デルタに築城を開始し、同時に城下町の建設も進められた。関ヶ原の合戦後に毛利氏に代わって入城した福島正則は、広島城の整備をさらに進め、西国街道を町人町に引き込むなど城下町を拡充。城郭の修築届の不備を咎められて1619年に福島氏が改易された後には、浅野長晟が城主として入城し、以後12代にわたって浅野氏が城主を務めた。現在の天守閣は、1945年の原子爆弾投下での壊滅を経て、1958年に外観を復元して建てられたもの。内部は武家文化などを紹介する歴史博物館となっている。
本イベントは、その広島城を舞台に、人々の存在によって変化するアート空間を楽しめる内容。チームラボは「Digitized City」というプロジェクトを展開しており、本イベントもそれに則ったものだ。「Digitized City」は、街を物質的に変えることなく、デジタルテクノロジーを駆使して“街が街のままアートになる”という考えのプロジェクトとなっている。会期中無休、時間は18:30~21:30(入場は21:00まで)で、当日券での通常チケットの料金は大人(16歳以上)1000円/小人(小学生以上・中学生以下)700円/6歳以下無料。

「呼応する広島城」
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

「桜の池跡の水面に立つ、自立しつつも呼応する生命」
teamLab, 2019, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

「石垣の空書と鯉 反転無分別 - 広島城跡」
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

■期間:
2019年2月8日(金)~4月7日(日)

■開催場所:
広島城
広島県広島市中区基町21-1

■問い合わせ先:
チームラボ 広島城 光の祭 実行委員会事務局(RCC事業部内)
tel. 082-222-1133
url. http://tv.rcc.jp/tv60/teamlab/
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