格安SIMと大手携帯キャリアの満足度はいかに、価格.comが「ネット回線満足度ランキング」発表

「ネット回線満足度ランキング」

株式会社カカクコムは14日、「格安SIM・大手携帯キャリア満足度ランキング」「ネット回線満足度ランキング」2019年版を発表した。調査対象者は過去半年以内に価格.comを利用した、15歳~69歳の男女5000人。調査期間は2019年1月25日~2019年1月28日。
携帯電話サービスは、通信環境やサービスの手厚さが売りの大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)、そしてサービス面では劣るものの安さが魅力の格安SIM(MVNOサービス)がシェアを競っている状況。

その中で、様々な指標で総合満足度ランキングを調査した結果、格安SIMでは「UQ mobile」「IIJmio」「mineo」、キャリアでは「au」「docomo」「ソフトバンク」の順になった。

ランキング

メインで利用しているスマホ・携帯電話の調査において、大手キャリアの2017年のデータから2019年のデータを見てみると、ドコモが37.5→32.9%(約12%減)、auが29.4→24%(約18%減)、ソフトバンクが21.1→17.5%(約17%減)と各キャリアともに1~2割近いシェアを減らしていることがわかる。

一方、格安SIMは12→25.6%と約2.1倍の伸びを示し、キャリアのユーザーが格安SIMに流れていることが明確になっている。

なお、格安SIMで総合満足度ランキングトップの「UQ mobile」はauと同じKDDIの系列。大手キャリアが「UQ mobile」などのセカンドブランドを設け、しかも「通話料金」1位、「通信速度」1位、「サポート」3位という高評価を得ることで、携帯キャリアを解約するユーザーの受け皿になっている。
発表資料
URL:https://kakaku.com/mobile_data/sim/research/
2019/02/14
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