エムティーアイ、3D雨雲ウォッチにて降雪状況を投稿する空ウォッチ機能を追加

株式会社エムティーアイは2月14日、ゲリラ豪雨検知アプリ「3D雨雲ウォッチ」に「空ウォッチ」機能を追加すると発表した。ユーザーは、リアルタイムの気象状況を撮影した写真とともに投稿できる。全国の気象状況をより詳しく確認しやすくなり、シチズンサイエンスの研究に貢献する。
「空ウォッチ」は、ユーザーが投稿した気象状況を地図上で確認できるというもの。投稿した現在地の天気(晴れ、雨、雪など)と写真の観測データが表示されるため、リアルタイムに反映した全国の気象状況を知ることができる。
本機能により、ユーザーがアプリ内で降雪の状況と雪の結晶の写真を投稿できるようになるため、降雪の予測精度の向上が期待される。首都圏の降雪現象を研究するシチズンサイエンスでは、雪の結晶の形状により雲の中の変化を調べることができる一方で、SNSから寄せられる膨大なデータの取り扱いが課題となっていた。「3D雨雲ウォッチ」の機能に組み込むことで、観測データの収集・解析が容易となり、降雪現象の実態解明や予測精度向上の研究に役立つ。
株式会社エムティーアイ
URL:https://www.mti.co.jp/
2019/2/14
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