EIZO、カラマネ液晶ディスプレイ“ColorEdge”のベーシックモデルで24.1型の「CS2410」を発売

ColorEdge「CS2410」

EIZO株式会社は、クリエイティブワーク市場に向けたカラーマネージメント対応の液晶ディスプレイ「ColorEdge」のベーシックモデルとして、24.1型の「CS2410」を2019年3月19日(火)に発売する。EIZOダイレクト販売価格は4万9800円(税抜)。Webサイトなどで用いるデジタル画像の作成やイラスト制作を楽しむユーザーを主なターゲットとしており、sRGB色域を100%カバーしている。
本製品は「CS230」の後継機。従来機種に比べて画面サイズが23型から大型化し、表示解像度も最大1920×1200へと拡大した。A3+ツールパレットを実寸で表示でき、作業の際の余分なスクロールの手間も省くことができる。アンチグレアタイプのIPSパネルを採用し、標準輝度は300cd/平方メートル、標準コントラスト比は1000:1、応答速度の標準値は14ms(中間階調域)で、視野角は水平/垂直ともに178°。映像用の入力端子は、DisplayPort/HDMI/DVI-Dを備えている。
出荷前に工場で1台ごとに、RGB各色すべての階調が調整されていることも特徴。理想のガンマ値になるように、最も適した値を16-bit LUTを使って選択し、表示階調に再割り当てして、個体ごとにばらつきのない滑らかな階調表現が実現されている。カラーマネージメント機能としては、ハードウェア・キャリブレーションを行う専用ソフトの「ColorNavigator 7」に対応し、測色センサーを用いて高精度での表示調整を行うことが可能。画面と写真プリントの色合わせを簡単に行える無償ソフト「Quick Color Match」も、同社Webサイトからダウンロードして使用できる。
筐体デザインも従来機種から一新されており、下部ベゼル幅は約51%のスリム化を実現。前面には軽く触れるだけで操作できるフラットな静電スイッチを実装し、スムーズに操作を行える。側面には、USB 3.1(Gen1)対応の3ポートハブを搭載。そのうち1ポートは、スマートフォンやタブレットなどのバッテリーチャージにも対応している。本体サイズは554.4(幅)×396〜551(高さ)×245(奥行)mmで、重量は約7.9kg。

ハードウェア・キャリブレーションに対応

背面には持ち運びに便利なハンドルも用意された

EIZO株式会社
問い合わせ:0570-200-557
価格:オープン
URL:https://www.eizo.co.jp/
2019/02/15
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