日本初上陸の作品の“取り持ち女”も展示される「フェルメール展」の大阪展がスタート

「フェルメール展」

2019年2月16日(土)から5月12日(日)まで、大阪市立美術館にて「フェルメール展」が開催される。上野の森美術館で実施されて2月3日(日)に閉幕した東京展に引き続いての開催。17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家ヨハネス・フェルメール(1632~1675年)に注目した展覧会で、6点の作品が集結し、同時代のオランダ絵画とともに紹介される。
フェルメールは、静謐な作風と光の粒子までもとらえる独特な質感を特徴とし、その魅力的な光の表現から“光の魔術師”と呼ばれることもある画家だ。寡作なことでも知られており、現存するフェルメール作品は35点とも言われる(研究者によって見解が異なる)。
本展では、東京展とは一部作品を入れ替えて開催。東京展も鑑賞した人は、大阪展も訪れることで、最大で計10作品を鑑賞できることとなる。東京展でも紹介された「取り持ち女」は、日本初公開の作品。宗教画から風俗画への転換期に当たる重要な作品で、画面の左端に描かれた男性はフェルメールの自画像であるという説が有力とされている。
当日券での観覧料は、一般1800円/高校・大学生1500円/中学生以下無料。会期中の休館日は、3月18日(月)までの毎週月曜で、3月19日(火)から閉幕日までは無休で開館する。開館時間は9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)。
■期間:
2019年2月16日(土)~5月12日(日)

■開催場所:
大阪市立美術館
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)

■問い合わせ先:
大阪市立美術館/産経新聞社/関西テレビ放送/博報堂DYメディアパートナーズ
tel. 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)
url. https://vermeer.osaka.jp/
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